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日志

 
 

中日文对译小说连载  

2011-06-13 15:27:53|  分类: 中日文对译《失乐 |  标签: |举报 |字号 订阅

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                  秋  天

窓から見える向かいのビルの半面だけが、陽をうけて明るく輝いている。三日前、台風が過ぎるとともに、長かった夏は完全に去り、さわやかな秋晴れの日が続く。

透过窗子可见对面大厦的半壁被阳光照射得闪闪发光。伴随着三天前的一场台风,长长的夏日完全结束,清爽的秋日绵绵流畅。

 

久木は朝から四つめの新聞を読み終えると、椅子に背をもたせるたまま、秋陽のあふれる窓へめを移した。そろそろ午前十一時だが、部屋は静まり返り、入口に近い席にいる女性が打つワープロの音だけが小刻みに響いている。

久木从早上开始一直在看报纸,当他看完第四份时,顺势凭靠椅背,将目光移向了秋阳普照的窗口。眼看就到上午11点了,办公室内寂静一片,只有入口出附近座位上女同事的打字声,滴滴答答地在响着。

 

いま久木がいる調査室は六階のエレベータの右手の廊下の奥にあり、中央二六つの机が向かい合って並び、その先の空間に簡単な応接セットがおかれている。

久木现在所在的调查室在六楼,位于升降机右手边走廊的那头。中间六张桌子相对而排,那前面的空间设置了简单的接待室。

 

久木は毎日、この部屋に午前十時に出てくる。

每天上午十点,久木来到这个办公室。

 

いまのところ、調査室には四人の男性とその秘書役を兼ねた女性が一人いる。男性は表面上は、久木の三歳上の鈴木が社史編纂を、一歳年上の横山は社内資料の統計調理を、二歳年下の村松は新しい辞典の開発を担当しているが、どの程度のものをいつまでに作るという、はっきりした期限があるわけではない。その点では、久木の昭和史編纂も同様で、まだ具体的に動き出していない。いずれにせよ、みな社内のラインから外れた、いわば窓際族だけに、会社に出てきてもあくせくせず、むしろ時間をもてあましている。

现在,调查室工作人员有四位男性和一位身兼秘书职务的女性职员。男职员来说,表面上看上去比久木年长三岁的铃木,是社史编辑。年长一岁的横山,是社内资料统计调理。比久木小两岁的是村松,担当新辞典的开发。(无论哪一个项目)所谓做到什么程度到什么时候截止,都没有明确的期限。从这一点来看,久木的昭和史编纂也不例外,还没有具体的动向。不管哪一位,都是脱离了公司骨干线儿的,所谓“靠边族”。即使上班也没什么事可忙,反而难以打发无聊的时间。

 

初め、久木はこの部屋ののんびりした雰囲気に馴染めず、かえって落ち着かなかったが、半年もすると大分慣れ、まわりの目もさほど気にならなくなってきた。

 最初,久木不习惯这个办公室的悠闲氛围,反而不踏实。但是,半年后相当地习惯了,也不那么在意周围的眼光了。

 

今も、久木は出社してから急ぐ仕事もないまま、日課になっている新聞を読み終え、煙草を一服吸ってから窓へ目を向けた。陽を受けたビルの彼方に、刷毛で描いたような雲が二筋斜めに走り、その先に井形アンテナが見える。その静まり返った空を見るうちに、久木の脳裏に凛子の白い肌が浮かび、満ちていくときの切羽詰まった声が甦ってくる。

今天,久木上班后也是没什么急着要做的工作。每天读完新闻,点上一只烟望着窗外发呆。太阳映照下的大厦的那边,好似是用毛刷描画的两片云,斜斜地走。再前面可以看到“井”字形的天线。望着那沉默广袤的太空,久木的脑海里浮现出了凛子白皙的肌肤,还有那潮满时无可耐何的叫声。

 

こんな明るく穏やかな秋晴れの中で、女体のことを考えているのは自分一人に違いない。

在如此明朗恬静的秋日里,想到女性的躯体的肯定只有自己一个人。

 

はっきりいって、久木は今あまり仕事がなく、閑なのがむしろ恨めしい。もしこれが前のパジションのように、一日中、会議や打つ合わせや書類の整理などに追われていたら、そう頻繁に凛子のことを思い出すこともなかったかもしれない。

坦白说,久木现在没什么工作可做,闲得反而有怨气。如果是之前的职位,一天之中,被会议、谈判,书籍整理等忙碌追着,可能也就不会这么频繁地想起凛子的事了。

 

久木はしばらく秋空に浮かぶ白い雲を眺めてから、思い出したように立ち上がる。まわりには三人の同僚が、それぞれ本を読んだり、モニターを睨んでいるが、久木の動きに関心を示すものはいない。

 久木眺望着白云悠悠的秋空。不一会儿,好似想起什么似地站了起来。旁边的三个同事各自在读书的,盯着监控器的,谁都没有注意久木的动向。

 

ひととおり見回したところで、久木は部屋を出るとエレベーターの前を通り抜け、階段へ通じる扉を開けて立ち止める。

略微环视了一下四周,久木走出了办公室,穿过升降机前,来到通向楼梯的小门外,止住脚步。

 

いまから少し前、秋の空を見ながら久木が考えていたのは、凛子の許へ電話をすることであった。平日のいまの時間なら、凛子は一人で家にいるはずである。

久木先前望着秋日的太空想到的是,给凛子打个电话。平时这个时间,凛子应该是一个人在家的。

 

久木は廊下と境する扉を閉め、階段ホールに一人になったところで、携帯電話を取り出す。皮肉なことに、部長で忙しいときに仕事に追われて持つことになった携帯電話が、いまは凛子との秘かな話をするのに役立っている。

久木关上楼梯通道的门,独自站在楼梯平台上,拿出了手提电话。讽刺的是,身为部长时因工作忙用来应酬工作的手提电话,现在却方便于和凛子讲俏俏话了。

 

久木が短いアンテナを伸ばしてナンバーを押すと、すぐ凛子が出る。

 久木拉出短短的天线播通了号码。立刻听到了凛子的声音。

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